八ヶ岳縦走「硫黄岳(2760m)・横岳(2829m)・赤岳(2889m)・阿弥陀岳(2805m)」

2004.10.16 No.1
登山第二弾は南アルプスの主峰北岳。北岳肩の小屋宿泊を予約しうちを9時に出発予定。しかし相棒のUDAが寝坊したため結局八王子ICを出発したのが10:40くらいになった。中央高速を飛ばし双葉JCTを中部横断自動車道方向へ。そして南アプルスICの一つ手前白根ICを降り、北岳登山拠点となる広河原を目指す。途中コンビニで水、非常食等をそろえ目的地まであと少しという山道の途中で、交通整理のおじさんが出てきて「マイカー乗り入れ禁止だよ」の一言・・・。えっ?上高地じゃあるまいしと思ったが、時間帯によって規制をしているらしかった。次のバスは16時過ぎ。今は12:40。さっき行ったバスは12:35との事。タッチの差で逃したことになる。もうどうしようもなし。今日の北岳制覇は事実上閉ざされた・・・・・・。正直まいった。。。これがこの登山の一つのアヤであった。
とはいえ、ここまで来てどこにも登らずに帰るのか?・・・。いや、どっか登ろう。という事で検討した結果八ヶ岳に行くことにした。飛ばしていけば2時には登攀開始出来るだろうという目論みで中央道を軽自動車でぶっ飛ばす。これがある事件へと向かう大きな転機点となるとはUDAも自分も知る由も無かった。。。
八ヶ岳には美濃戸口から登ることになる。硫黄岳山荘(宿泊地)までのルートタイムは、ある雑誌によると4時間半。ただし、このルートタイムは今までの経験でほぼ3分の2でいけるという計算見込みがあったため、まあ3時間もあれば登れるかな?そんな気持ちで美濃戸口到着。美濃戸山荘までは車で行けるという事なので行ったが、ひどいオフロード。慎重に行ったが底を一回すってしまった。到着後すぐに装備を整える。14:40頃いよいよ出発。北沢沿いに東へ進み、赤岳鉱泉から硫黄だけに向かうルートをスタート。さあ行くぞ!という北沢、南沢の分岐点で地図を持ち忘れた事に気がつく。急いで駐車場まで取りに行った。気を取り直してさあ登山開始、という時には3時をちょっと回っていた。。。
高度測定&記録が出来る時計(CASIO:PRO TREK)を買ったので計測開始。これが15:17。以後15分ごとに自動計測するように設定した。北沢を登るルートは変化に富んでいてなかなか楽しい。途中写真を数多く撮りながら進んだ。

そして16:30頃休憩ポイントである赤岳鉱泉に到着。今晩ここに泊まる人達がたくさんおり山小屋の屋根に上って夕日を皆眺めていた。夕日にそまる横岳が非常に美しい。低地での夕焼けとは全く違う濃い赤みでついつい写真撮りに熱中させられる。17:00頃再び登攀開始。ここからは硫黄岳に向けての急登となる。東向きにに上る斜面であるため背後の夕日の美しさに本当に感動した。

 
MENU    NEXT >>